こじんまりしているが広大な風景が広がる。ゆったりとした時間が流れる。贅沢ではないが新鮮な地ものを使った身体にやさしい食事にもてなされる。
四季折々の自然に身を委ね、ゆっくりと自分をリセットする。
わたしたちは、そんな場づくりを目指します。小規模な宿泊施設の方とともに心地のいい宿を考えてまいります。
我が国は、少子高齢化が進展するとともに晩婚化、未婚化傾向に直面しています。
このような時代において、家庭(ファーストプレイス)でもない職場(セカンドプレイス)でもない等身大の自分の居場所となるサードプレイスが重要になるとKBSは考えます。
家族、地域、職場とは異なる空間、それが旅先にあればどうでしょうか。人々が「その人に戻れる空間」を創造していきたいと思います。
一方、コンビニエンスストアの弁当や総菜に代表される食品の工業化が進み、宿泊業においても「その土地ならではの料理」「手作りの食事」が減りつつあります。
セントラルキッチンを設けその宿でほとんど調理をしなくても食事が提供できる体制の施設も増え、
中小零細の宿泊施設においても食品加工会社が製造したものを提供するところも少なくありません。
KBSでは食育の観点からもその土地ならではの安心できる食材を手作りで提供する宿を生み出してまいりたいと考えます。
四季折々の食材や地域性を反映したその土地に息づくものを食していただくことで、自然への感謝、
その土地へのリスペクトを生み出すことができる宿のあり方を模索していきたいと考えております。
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